審査基準

自然利子率

 

自動利子率とは、金融市場の需給関係によって決まると考えられる貨幣利子率に対し、実物面すなわち貯蓄と投資とを等しくするような利子率を自然利子率と呼称します。スウェーデンの経済学者クヌート・ヴィクセルによって命名されました。

貨幣利子率が自然利子率より低い場合には投資不足によるデフレが発生し、貨幣利子率が自然利子率に一致しなければ経済は均衡しないとの考え方です。

消費者金融

総務庁がまとめた全国勤労者世帯の家計調査結果の中で、よくサラリーマン世帯の実集収入(税込み収入)は連続何ヵ月実質マイナスになったというふうに、“実質”の文字が出てきます。実質成長率とか名目成長率という活字もたびたび私たちの目にはいります。

実質成長率は物価の上昇分を計算から除いたいわば真実に近い数字であり、名目成長率は時価で表した数字です。同じように「収入の実質マイナス」は私たちの手に入れたお札の枚数を、物価上昇分だけ割り引いてみたら、一年前に比べ使い出が逆に小さくなったことを意味します。

要するに“実質”(実質値)と“名目”(名目値)は物価の上がり下がりを計算に入れたかどうかの違いです。

国民経済の実態を正しくつかむためには、たとえば、GDPの増加が生産量の増加によるものなのか、それとも物価の上昇によって起きている見かけ上のものかを明確に区別しなければなりません。